当時、放送を追うごとに、何故この脚本家は、こんなにも毒親を理解しているのか、毒親の元に生まれた人間がどういう人生を歩むのか、こんなにもすごい作品はないと、思った。
今でもそれは変わらない。
このドラマを酷評する人間は、本当に何も分かってはいない、温室で大事に育てられたアホ達だけだとはっきり言い切れる。そういう人たちには、作品論評などはして欲しくないし、してたら鼻で笑う。
どういうわけか、毒親の元に生まれた人間は、人生が上向いてきたと思ったら、すぐに悪いことが起きる。その繰り返し。
純と愛は、見事にそれを表現していた。
そして、それでも希望を捨てることなくただひたすら前を向いて生きる純の姿に、私はあの当時救われた。
役を最後まで放棄せずに演じてくれた夏菜さんに、心から感謝している。
脚本の遊川和彦さん、すごい人だ。
サバイバーも、経済力を持っていれば、親元を離れ生きていける。運が良ければ、周りの人にも恵まれる。
問題は、私のようなコミュニケーション能力も経済力もないサバイバーの方だ。
昨日取り上げた事件のように、共依存な上に経済力がないせいで、親元にいるしかなく、親と対峙して謝罪の言葉を引き出せなければ、ああいう結果になる。
NTRの快楽に変換して乗り越えよう《春とヒコーキ「VIP ROOM HARUHIKO ~秘め問い~」第二十回》 | ワラパー | 芸人が集まるWEBメディア
この記事で、ぐんぴぃが言ってるのが的を得ていて、毒親の元に生まれた私たちには、暴力の選択肢が備わっている。
毎回、自分の中の暴力性を抑えるのが、どれほどの苦痛かは、当事者でないとわからない。
それは仕方ない。
折檻から体罰、ようやく虐待という言葉に変わったのは、ここ最近のこと。
ツイッターで、どなたかが言ってたけど、毒親持ちが毒親持ちにマウントを取るな、という言葉に頷く。
今、経済力にも恵まれ、周りの人に恵まれている毒親持ちは、自分は運が良かったのだと思うだけにとどめ、絶対にマウントを取らないでほしい。諭す発言も控えてほしい。それも明確にマウントだ。毒親と同じ行動をしていると言っていい。
毒親もピンキリで、露骨に犯罪レベルの毒親もいれば、世間には良い人間と認識されている外からは全くわからない毒親もいる。
子供の方に、ひたすらお前が悪いお前が悪いと罪悪感を植え付け、心を蝕んでいく。
一生罪悪感を抱いたインナーチャイルドと一緒に生きていかなくてはならない。
長い洗脳で思考停止をし、30代後半でようやく自我が目覚め、40代でようやく自他の境界をはっきり認識できた。
親の機嫌を毎日伺いながら、人の顔色を伺いながら、子供の自分の情緒も自分自身で育てないといけない人生は本当にきつかった。
私は人間が嫌いだ、あいつらはゴキブリと同等の価値だとはっきり認めてからは、かなり楽になった。
運が良い人は、搾取してこない友人に巡り会える。
他人の顔色を伺うという悪い癖が子供の頃に出来上がっているので、健全な人との距離がわからない。
そういう人間はカモにされる。
承認欲求の塊の人間の養分にされる。
健全な人との距離を理解してから出会った、唯一好ましく思えるのが、遠く離れたネッ友だけ。
彼女はきちんと自他境界を理解していて、変にベタベタしてこない。
健全な心の距離をキープしてくれている。
本当に感謝しかない。
親と健全な距離を取れるようになってからも、体調が悪い時などは、過去の記憶がフラッシュバックしたりする。
生きることは、今も苦痛だ。
頻繁に過去の悪かった出来事を、ことあるごとに思い出す。
良いこともあったはずなのに。
それでも、自分の役割(借金返済、親と犬を見送る)を果たしてから、終わりにしようと決めた。
昨夜、寝た後に母が送ってきたLINEに、お父さんにもっと優しくしてあげて、とあった。
そして、今朝あれ何?と母に訊いたら、あなたはお父さんに冷たすぎる、介護になったら虐待するタイプだと言われたので、その通りです、ビシバシやる、と答えたら、あなたも虐待されるようになると、また呪いをかけてこようとした。
元々、暴力を頻繁にふるってきたのは父親なのに?
バカかよ。
人生の最後は自殺と決めてる人間に虐待できるわけないだろ、と心の中で一笑に付した。
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そういや中学の時、先生とふざけて喋ってて、殴るぞと冗談で言われた時、いいよ!殴られ慣れてるから!と返したら、先生が真顔になって冗談で振り上げた手をおろしたのを思い出した。
あれは、今でも笑えるし、普通の家庭では子供は殴らないんだと理解するには十分だったな。
今、不幸な子が増えていて、そのバカ親たちに、私は心からざまあみろ!幸せの幻覚を見て他人を搾取してきたクソ人間ども!さっさと滅びろ!と愉快な気分でいっぱいです。
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松ちゃん、なんか昔のダウンタウンのネタみたいな状況になってきてて、寧ろ面白くなってきたな。
さすが松ちゃん。
5000円のタクシー代だけって、もうそれ実質タダマン。
どれだけケチなの。
死ねばいいのに。笑
松ちゃんが助かる道、もう一つ見つけた。
事実を真っ向から認めて、誠心誠意謝罪すること。
肉体的苦痛、精神的苦痛への慰謝料をきちんと払うこと。
その道をとれば、大阪ローカルからやり直せる。
被害者女性にちゃんと弁護士を通して謝罪して、慰謝料も支払い終えてから、浜ちゃんと一緒に謝罪会見したら、復帰の道はあると思う。
それが嫌なら引退しか、もう無いね。
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PMDDピークだったらしく、あの時の、あの先生の、私を哀れんだ顔を思い出してしまい、ひさしぶりに号泣した。
そしたら、月の障りが無事予定通り来た。
これで明日からまた安定して仕事に行ける。
月の障り直前が、一番精神的にきつい。
どうにかならないか。
SSRIもトラウマまではカバーできないか。
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