グッド・バイ

未完の存在

安楽死志願者から見たシン・ウルトラマンの世界(ネタバレ含む)

もはや自殺志願者では無くなった精神老人です、こんにちは。
自殺には、勢い、若さ、決断力、実行力が必要です。
もうどれもないですね。カーッ、ペッ。

今日は月一散髪デーでした。
少し遅刻したせいで、いつも通りのケアが受けられませんでした。
短縮コースでした。
いつもアロマの香りの蒸しタオルしてくださるのに今日は無かったです。
月一の癒しタイムなのに、トホホです。

月一散髪デーはできるだけ映画を見ると決めております。
アウトプットをするためにはインプットから。

最初は他の上映作品を気にしてましたが、教養や体力がないと観られない内容、そしてスケジュールの都合で選んだのがシン・ウルトラマンです。

ウルトラマン、ミリ知らです。
幼い頃からその存在は知ってましたが、完全に初視聴です。
ツイッターで好評のようだったので、まあこれでいいやと選びました。

結論、シン・ウルトラマンはめちゃくちゃいいぞ。

生き汚さをしぶとさと言う人間の業の深さ、弱さ、そう私たちはとても弱い。
人智を超えたものは全て神頼み。
高次の存在からすると何とも愚かな生き物。
そういうところも含めて好きだとメフィラスは言う。
私もIQ高ければそう思えたのだろうか。

死を受け入れる心、生への渇望。
子を守るために死を選んだ神永さん。
人間と融合という光の国の規約違反を侵してでも、それを知りたかったとウルトラマンは言う。
最期に、融合した人間の命が助かるなら自身は死んでもいいと言う。
何その慈愛。
オタクが好きなやつ。

まあぶっちゃけゾットン(聞き間違えでなければそう聞こえた)で一瞬で地球を抹消できるなら、安楽死志願者としてはこの上なくありがたいなと思いましたが。
私の耳がおかしいのか滅消って聞こえてました。
消し去られる瞬間を思い浮かべるとゾクゾクしましたね。ニコッ

光の国(ウルトラマンの母星?)が把握している宇宙内の知的生命体は約130億種(聞き間違えでなければ)だそうです。
有害種となりえる人類一種が消えても支障は無いという光の国の合理主義、最高ですね。
私はその考え推せます。

それと反する、こう、昔ながらの少年漫画に育てられた心が、ウルトラマンが好きだと叫ぶ。
孤独なヒーロー。
これもオタクの大好物ですね。

ラストで、孤独を知るただ一人となった、元ウルトラマンと融合した人間、神永さん。
彼の今後が気になります。
またウルトラマンと融合したりしなかったりで地球を守るんだろうか。
素粒子レベルで融合した魂の半身である理解者を失うというのはどういう絶望だろう。
そして彼の中にどんな希望が残っているのだろう。
ああそうか、ウルトラマン(或いはそれに似た存在)が宇宙のどこかに必ずいるという確信のような、信仰心かもしれない。

エンディング曲、M八七。
もう胸が熱い。めちゃくちゃ熱くなる。

早速帰り道ヘビリピで聴きながら帰りました。

暇を持て余してる方、どうぞシン・ウルトラマンを見てください。
バトルシーンも庵野監督なので安心です。
中弛みも無しの2時間。

以上オタクのレポートでした。
色んな人のお尻たくさん見れるよ。
ちなみにオタクの悪いところで普通に専門用語ガンガン出してくるので全く子供向きでは無いです。

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この記事が本当に良かったので、親子関係で悩んでいる、悩んでいた人は読んでみてください。
ずっと勝手なイメージでタフな人なんだと決めつけていましたが、根本的な悩みは似ている面があるんだなと思いました。
心の糸がほぐれる感じがしました。
同じことを繰り返しているときに、その都度読みたくなるインタビュー記事です。

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「最後の晩餐は何がいい?」と問いかける阿久津に落合は「カニカマです」と答える。一方、阿久津は「迷っている間に死ぬと思う。決めたところで無意味なんだよ。味覚も好みも変わる。人生、全部自分の思い通りっていうわけにはいかない」と語る。「それだとみんな最後の晩餐で後悔しながら死ぬってことになりません?」と尋ねる落合に、阿久津は「毎日、毎日、何食ってもうめぇ、うめぇって言っているやつが最後に笑うんだよ」と話した。
<真犯人フラグ>“どっち刑事”最後の小話は「最後の晩餐」 「何食ってもうめぇってやつが最後に笑うんだ」 “おっちー”のカニカマには「草」(MANTANWEB) - Yahoo!ニュース

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